なくしたものを見つける近道は、「最後に確かに使った場面」から順にたどることです。家の中なら、いつもの置き場所と「ついで置き」しやすい場所を、明かりをつけて1部屋ずつ探します。外で落としたかもしれないときは、立ち寄った場所への問い合わせと、警察への遺失届を早めに行います(2026年11月時点の情報です)。
まず、最後に使った場面を思い出す
- 最後に「確かに手に持っていた・使った」時間と場所を、スマホのメモなどに書き出します
- そこから今までにしたことを、順番に書き足します(帰宅 → 着替え → 食事、など)
- 写真、キャッシュレス決済や交通系ICカードの利用履歴、地図アプリの移動履歴(オンにしている場合)を見ると、行った場所と時間を確かめられます
- 外に持ち出していないと言い切れるなら家の中を、言い切れないなら下の「外で落としたかもしれないとき」の手順も並行して進めます
家の中で探すコツ
- まず、いつもの置き場所を見ます。次に、玄関・洗面所・キッチンの台の上・カバンの中・上着やズボンのポケットなど、「ついで置き」しやすい場所を見ます
- 最後に使ったあとにしたことの場所を探します(例:鍵を持ったまま郵便物を見た → 郵便物の山の中)
- 部屋の明かりを全部つけて、1部屋ずつ、手前から奥へ探します。同じ場所を何度も見るより、まだ見ていない場所を減らすほうが早く見つかります
- しゃがんで低い位置から見る、ソファやベッドのすき間・家具の下はライトで横から照らすなど、見る高さと向きを変えます
- クッション・脱いだ服・紙袋・書類の山は、上から見るだけでなく、どかして探します
- ゴミ箱や洗濯物は、ゴミの回収や洗濯の前に確かめます
- 家族や一緒に住んでいる人に、片付けたり借りたりしていないか聞きます
- 見つからないときは、いったん別のことをしてから探し直すと、見落としに気づきやすくなります
物別に探す場所
| 物 | 探す場所・方法 |
|---|---|
| スマートフォン | 別のスマホやパソコンから、音を鳴らしたり場所を確かめたりできます。iPhoneはアップルの「探す」、AndroidはGoogleの「Find Hub」を使います(なくす前に機能がオンになっている必要があります。AndroidはGoogleアカウントを追加していれば自動でオン) |
| ワイヤレスイヤホン | 対応する機種なら、上と同じ機能で音を鳴らせます。ケースの中・カバンの底・ポケット・ソファのすき間も確かめます |
| 鍵 | 玄関まわり、ドアの鍵穴、カバンや上着のポケット、郵便受けのまわり |
| 財布 | カバンの中・上着のポケット・車の中。外で落としたかもしれないときは、カードの利用停止を急ぎます(財布を落としたときにやること) |
| メガネ・指輪などの小物 | 洗面所・枕元・ソファのすき間。床はライトで横から照らすと、光って見つけやすくなります |
| 書類・カード類 | 郵便物や紙袋の中、本やノートのあいだ、プリンターのまわり |
外で落としたかもしれないとき
- 立ち寄った店・施設・駅に問い合わせます。電車・バスの中なら鉄道会社・バス会社へ(電車・バスで落とし物をしたら)、ライブやイベントの会場なら会場の受付へ(ライブ・フェス会場で落とし物をしたら)
- 警察に遺失届を出します。どこの交番・警察署でも出せて、大阪府を除きオンラインでも出せます(警察庁の案内)
- 警察に届いている落とし物は、ネットで検索できます(都道府県警察の落とし物検索ページ一覧)
- 財布やカードの場合は、カードの利用停止を急ぎます(財布を落としたときにやること)
- 警察に届いた物は、公告の日から3か月保管されます
次になくさないために
- 鍵や財布の置き場所を1か所に決めます(玄関にトレーを置く、など)
- 出かける前と、店や電車を出る前に「スマホ・財布・鍵」を確かめるくせをつけます
- スマホの「探す」「Find Hub」が、なくす前にオンになっているか確かめておきます
- 大事な物には紛失防止タグを付けておくと、スマホから場所を確かめられます
サガシテでできること
- 外で落とした物を「サガシテ」に登録すると、拾った人が「ミツケタ」に投稿した落とし物とAIが照合し、似た物が見つかるとお知らせします
- やり取りは匿名のメッセージで行い、受け取りは交番・警察署・施設で行います
- サガシテへの登録は、警察への遺失届の代わりにはなりません。遺失届と一緒に使ってください
よくある質問
Q. 家の中でいくら探しても見つからないときは?
A. 最後に確かに使った場面まで戻って、そこからの行動を順番にたどり直します。明かりをつけて1部屋ずつ、物をどかしながら探し、家族にも聞きます。外に持ち出した可能性があるなら、早めに遺失届を出しておきましょう。
Q. 落とした物が警察に届いているか、ネットで調べられますか?
A. 調べられます。東京都と大阪府をのぞく45道府県は警察庁の共通ページ、東京都と大阪府はそれぞれの警察のページで検索できます。
Q. スマホをなくしたら、まず何をすればいいですか?
A. 別のスマホやパソコンから、iPhoneはアップルの「探す」、AndroidはGoogleの「Find Hub」で、音を鳴らしたり場所を確かめたりします。外で落とした可能性があるなら、遺失届も出しておきます。
ほかの困りごと
出典
- 遺失物法(e-Gov法令検索)
- 警察庁「落とし物の届出・検索」
- Apple サポート「紛失したApple製デバイスやAirTagを「探す」を使って探す」
- Android ヘルプ「紛失した Android デバイスの位置の特定、保護、データ消去を行う」
最終確認日:2026年11月6日
