財布を落としたと気づいたら、「落とした場所への問い合わせ」「カードの利用停止」「警察への遺失届」の3つを、できるだけ早く行いましょう。やることを順番にまとめました(2026年10月時点の情報です)。
1. 落とした場所に問い合わせる
- 駅・お店・施設の中で落とした場合は、まずその施設に問い合わせます。施設の中で拾われた物は、まず施設に届けられるからです(遺失物法 第4条)
- 電車・バスの中や駅で落とした場合は →電車・バスで落とし物をしたら
- 道や公園で落とした場合は、近くの交番に届いていないか確認します
2. クレジットカード・キャッシュカードを止める
- クレジットカードは、カード会社の紛失・盗難の窓口に連絡して利用を止めます。24時間受け付けている会社が多くあります(例:JCBは24時間・年中無休)
- 不正に使われたときの補償は、カード会社ごとに条件が違います。補償の手続きで警察への届け出を求められることが多いので、遺失届の受理番号を控えておきましょう
- キャッシュカードは、銀行に連絡して止めます。銀行ごとの連絡先は、全国銀行協会が一覧を公開しています
主なカード会社の紛失・盗難の窓口(12社)
財布ごと落とすと、カードの裏面に書かれた番号を見られません。主なカード会社の窓口をまとめました。連絡するのは、Visa・Mastercardなどのブランドではなく、カードを発行している会社です。各社の公式ページで2026年11月1日に確かめた内容です。番号は変わることがあるので、会社名のリンク先で最新の案内も確かめてください。
| カード会社 | 紛失・盗難の電話(国内) | 受付 | ネット・アプリで止める |
|---|---|---|---|
| 三井住友カード | 0120-919-456 つながらない場合:06-6445-3530 | 24時間・年中無休 | Vpassの「停止・再発行」 |
| JCB | 0120-794-082 | 24時間・年中無休 | MyJCB・MyJCBアプリ |
| 楽天カード | 0570-06-6910(有料) 使えない場合:092-474-9256(有料) | 24時間・年中無休 | 楽天e-NAVIで一時停止・完全停止 |
| イオンカード | 0570-079-110(ナビダイヤル・有料) かけ放題プランの方:043-331-0100(有料) | 24時間・年中無休 | Webで手続き(一部のカードは電話のみ) |
| セゾンカード | 0570-064-107(ナビダイヤル) IP電話の場合:03-6688-8000・06-7709-8086 | 24時間・年中無休 | Netアンサー・セゾンPortalアプリ |
| エポスカード | 03-5340-3333 | 24時間 | エポスNet・エポスアプリ |
| 三菱UFJニコス | MUFGカード・DCカード:0120-107542 NICOSカード:0120-159674 | 24時間・年中無休 | オンライン手続き |
| dカード | 0120-159-360 ドコモの携帯電話から:*9190 | 24時間365日 | Web(dアカウントでログイン) |
| PayPayカード | 0120-088181 使えない場合:092-303-0123 ゴールドは 0120-081817 | 24時間・365日 | PayPayアプリ・会員メニュー |
| au PAY カード | 2024年12月18日以前の申し込み:0120-994-388 2024年12月19日以降の申し込み:0120-575-330 | 24時間 | 公式ページに記載なし |
| アメリカン・エキスプレス | カードの種類で番号が違います (例:グリーン 0120-020120、ゴールド 0120-010120) | 24時間・年中無休 | アプリ・ウェブで一時利用停止 |
| ビューカード | 03-6685-4800 | 24時間・年中無休 | 公式ページに記載なし |
提携カード(お店や航空会社などの名前が入ったカード)は、窓口が別になっていることがあります。ビューカードを止めると、一体になったSuica(定期券を含む)も一緒に止まります。電話で手続きすると再発行の手数料がかかり、ネットなら無料という会社もあります。
3. 警察に遺失届を出す
- どこの交番・警察署でも出せます
- オンラインでも出せます(大阪府を除く)。45道府県は警察の共通の受付ページ、東京都は警視庁のオンライン手続きから出します
- オンラインは受理まで時間がかかることがあります。急ぐときは交番・警察署へ行きましょう
- 伝えること:落とした日時と場所(できるだけはっきり)、財布の色・素材・メーカー、中に入っていた物(現金の額、カードの種類など)
- 受理されると受理番号がもらえます。カード会社などの手続きで使うので控えておきます
4. 身分証を止める・再発行する
- 運転免許証:住所のある都道府県の運転免許センター・試験場で再交付を受けます(東京都の例:手数料2,600円、代理人による手続きは不可)
- マイナンバーカード:まず「マイナンバー総合フリーダイヤル」(0120-95-0178、24時間365日)で一時利用停止します。警察に届け出て受理番号を控え、見つからなければ市区町村の窓口で再交付を申請します(デジタル庁の案内)。紛失から30日以内なら「特急発行」(原則1週間・手数料2,000円)も使えます
5. 警察に届いていないか検索する
- 警察に届いた落とし物は、インターネットで検索できます(45道府県は共通の検索ページ、東京都と大阪府は別のページ)。都道府県ごとの案内ページは47都道府県の一覧にまとめています
- 届いてから検索に出るまで時間がかかるので、日をあけて何度か確認しましょう
- 警察での保管期間は、公告の日から3か月です
拾われた財布はどうなる?
- 拾った人は、すぐに持ち主に返すか、警察(施設の中なら施設)に届ける決まりです(遺失物法 第4条)
- 1万円以上の現金や、免許証・カード類が入った物は、ほかの都道府県の警察にも知らされます(遺失物法施行規則 第11条)
- 免許証やカードなど、個人の情報が入った物が拾った人の物になることはありません(遺失物法 第35条)
- 戻ってきたときは、物の価値の5〜20%を謝礼(報労金)として拾った人に支払うことになっています(遺失物法 第28条。拾った人が辞退することもあります)。施設の中で拾われた場合は、拾った人と施設で半分ずつです
サガシテでできること
- 落とした物を「サガシテ」に登録すると、拾った人が「ミツケタ」に投稿した落とし物とAIが照合し、似た物が見つかるとお知らせします
- やり取りは匿名のメッセージで行い、受け取りは交番・警察署・施設で行います
- サガシテへの登録は、警察への遺失届の代わりにはなりません。遺失届と一緒に使ってください
よくある質問
Q. 財布を落としたら、まず何をすればいいですか?
A. 落とした場所への問い合わせとカードの利用停止を急ぎ、交番かオンラインで遺失届を出します。
Q. 遺失届はどこで出せますか?
A. どこの交番・警察署でも出せます。大阪府を除き、オンラインでも出せます。
Q. 警察はいつまで保管していますか?
A. 公告の日から3か月です。
Q. 戻ってきたら謝礼は必要ですか?
A. 法律では、物の価値の5〜20%を報労金として拾った人に支払うことになっています。
ほかの困りごと
出典
- 遺失物法(e-Gov法令検索)
- 警察庁「落とし物の届出・検索」
- 警視庁「落とし物をした方」
- 全国銀行協会「紛失・盗難時の連絡先」
- デジタル庁「マイナンバーカードを紛失・盗難したとき」
- 日本クレジット協会
- クレジットカード各社の紛失・盗難の窓口(上の表の各社公式ページ。2026年11月1日確認)
最終確認日:2026年10月21日
